10 10月 バルセロの舞台へ~ガウディ没後100年記念ミュージカルの舞台美術制作
今年、2026年は、ガウディ没後100年を迎えています。 昨年、当工房代表 加成幸男は、バルセロナのエンリック の工房でガウディのミュージカル 「Gaudi, el despertar...
今年、2026年は、ガウディ没後100年を迎えています。 昨年、当工房代表 加成幸男は、バルセロナのエンリック の工房でガウディのミュージカル 「Gaudi, el despertar...
当時の消防署は、24時間勤務。 3晩仕事を続けると3日間休みの勤務体制。 …ここで言っておきますが、消防署は公務員ですから副業は不可です。 ですから、西田氏の工房へは鍛鉄の仕事に興味を持ったから通うことにしたのです。 西田氏の工房は、遠くから通うスタッフもいるので、始業時間は10時からでした。 飯能から電車に乗り、工房の最寄り駅から車で25分かかるので、乗り合いで工房へ行きます。 夫は、職人は朝早くから仕事を始めるもの、と想像していたので 随分、遅い時間に始まるんだなぁと思ったそう。 工房に着くと、「今日はこれやって」と6㎜の丸棒の先端を尖らせるパーツつくり。 西田氏が見本を示してくれて、「こんな感じでやってみて」と。 で、始める。 午前10時から午後7時まで、昼食とお茶の時間があってその他は休みなしでその作業をしたそう。 翌日も同じ作業。 次に工房へ行った日には、平鉄の角を叩いて門扉やフェンスの材料となる下仕事の角打ち。 鍛鉄の仕事は、鋼材をそのまま使うのではなく 角打ちのように下仕事をした鋼材を熱して、穴をあけたり、組んだりして加工していきます。 だから、「鍛鉄」は英語で「wrought iron」=「加工された鉄」の意味なのです。 そんな下仕事が何か月か続き、やっと溶接機を触らせてもらい、一歩ずつ進む感じで 2年くらい続き、その頃は表札を制作するまでに。 角打ちに関しては、本人(幸男)曰く、「もう池袋まで往復したくらいやったよ。」と。 これらの下仕事は、独立した後の制作でも、とても役に立ったそう。 同じ作業を繰り返す大切さを身体で覚えた2年間だったのだと思います。 2年が過ぎて、まだ、エアハンマー(鍛造機)は触らせてもらえません。 幸男24歳、1993年6月9日。 忘れもしない天皇陛下の結婚式のパレードを横目で見ながらの結納の日でした。 まだ職業は、レスキュー隊。...
2026年夏、イタリア・シチリア島カプリ・レオーネで開催されたアートイベント「23rd EAST FESTIVAL」に参加しました。 このイベントでは、壁画、インスタレーション、立体〈石、木材、鉄、布など〉の彫刻作品を町の中に展示され、 参加アーティストの作品は、その後もこのカプリ・レオーネの町に残されます。 加成幸男が制作した彫刻作品は、 「A Face for...
夫の加成幸男は、高校を卒業後、地元の消防署に勤めていました。 当時はレスキュー隊に所属し、それはそれで自分に合っている仕事と思っていたようです。 ですが、いつしか現場の第一線で働けるのも30歳くらいまではないかと感じ始めていました。 この先も組織の中に属して働いていくことを考えた時、 「何か違う」と感じるようになりました。 家族や親戚に自営業をしていて、手に職を持った人が多かったこともあってか、 次第に自分も職人仕事がしたいと強く思うようになって… 「職人なら何でもよかった」 そう、鍛冶屋にこだわっていたわけではありません。 大工、左官、建具屋、など何でもよかったんですって。 本人は当時をそう振り返ります。 そんな時に出会ったのが、「鍛鉄工芸家」として仕事をしている西田光男氏でした。 早速連絡を取り、工房を訪ねることに。 埼玉の山あいにあるモダンな工房を初めて見て、 「こんなおしゃれなところで仕事をしているんだ」と、私たちは驚きました。 そして、そこで初めて「鍛鉄」という仕事を目にしました。 鍛鉄 (たんてつ) って? 鉄を熱し、叩いてかたちをつくる。 それを繰り返しながら、一つ一つかたちにしていく仕事です。 いわゆる「鍛冶屋さん」です。 型に流して同じものをつくる鋳造(ちゅうぞう)とは異なります。 西田氏は、鍛鉄にこだわる仕事をしていてご自身を「鍛鉄工芸家」と名乗っていました。 こんな仕事があることさえ、それまで知らなかった私たち。 この仕事で生計を立てていることに、ただただ驚き、信じられなかったりが正直な気持ち。 そんな幸男へ、西田氏は唐突に聞きました。 「じゃあ、いつから来るの?」 ・・・一瞬の間があって、 「明日から来ます!」 ああ、言っちゃった…私は、この場面が強く印象に残っています。 そして、今も、昨日のことのように覚えているのです。 本当、今も! 思えば、このひと言が今に続く鍛冶屋人生の始まりだったのでしょう。 後になって聞くと、 もし、あの時に「来週から」とか「何日から」と答えたら、 「じゃあ、来なくていいよ」と言われそうな気がしたから 「明日から」って答えたんですって。 こうして、鍛鉄の歩みが始まったのです。 幸男22歳、私たちが結婚する、2年前のことです。...
2024年に続き、2026年もSan Marco Iron Fest へ 今年のテーマは「沈黙」、ソロの部では、水月観音にインスパイアされ 内面から醸し出すたたずむ存在を「Silent...
飯能の鍛鉄工房から、世界へ はじめに 鍛冶屋の道に入って36年目、工房を始めて26年になります。 振り返ると、小さな工房から始まり、クラフトフェアやフリーマーケットへの出店、 建築の仕事、海外での活動、彫刻制作など、その時々のご縁に導かれながら歩んできました。 このページでは、作品だけではなく、工房の日々や、その時々に感じてきたこと、出会った人たちとのことも含めて、少しずつ記録していこうと思います。 2026年9月10日...
OPEN 工房のお知らせ 鍛鉄家 加成幸男 日時 2026年9月20日(日) 午前9時~午後3時 場所 埼玉県飯能市川崎12-1 当日の連絡先 090-6958-7282 鉄を真っ赤に熱し、ハンマーで叩いて形をつくる鍛冶仕事。 そんなものづくりの現場を、見て・触れて・体験できるオープン工房です。 工房見学はもちろん、気軽に楽しめる鍛冶体験や、鍛鉄作品の展示・販売も行っています。 「鍛冶屋ってどんなところ?」 「火や鉄を間近で見てみたい。」 そんな方も大歓迎です。 お一人でも、ご家族でも、お気軽にお立ち寄りください。 皆さまのお越しをお待ちしております。 同時開催として、工房隣にあるヴィンテージ家具「Under...
岩原スキー場にあるイタリアンレストラン「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」の入口へ 葡萄の装飾を設えました。 ワインの時間がこの入口から始まるように 蔓が壁を這い、葡萄の実が灯りに浮かぶことで 空間にやわらかな流れをつくっています。 オーナー辻様にも喜んでいただき、これからこの場所にどんな時間が重なっていくのか、楽しみです。 ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ La locacanda del pittore Iwappara 新潟湯沢町岩原スキー場内 TEL...
チェコ共和国の鍛冶屋Richard Ruff による鍛鉄彫刻。 ”courtship” ~求愛~ 美しい二つの羽のテクスチャー。 静けさの中に、躍動感も感じる彫刻作品です。 こちらの作品は江州屋にて展示販売いたします。→SOLD OUT Richard Rulf Artistic...
飯能市にオープンした 洋風居酒屋 タパスとワイン「Tre!」さんの入口に、ドアハンドルと看板を設えました。 一見するとシンプルな形ですが、 手に触れる部分だからこそ、 強度や納まりまで丁寧につくっています。 見えなくなる部分ほど、しっかりと! 加成作品の目指すところです。お店の顔となる看板は、両方向から「Tre!」が見える仕様です。 こちらの建物は、以前旅館だった飯能の文化遺産にあたる建築です。 以前にぎわったこの建物にまた灯りが灯されました。 ハンドルのつくり 取付施工中 外観の動画はこちらからご覧いただけます。 Tre! 埼玉県飯能市仲町3-2(飯能駅から徒歩4分) Tel: 042-911-9241 16;00〜24:00 (フードラストオーダー23:00) <木曜定休/Closed on...